野良仕事ときどき野鳥

無人となった実家の管理がてら野良仕事を始めました。野鳥撮影を織り交ぜながら週末を過ごします。

竹の花

昨年のこと。
友人が「豊明に淡竹の花が咲いている」と。
その時はそれで終わったが、
今年は「見に行った!」と写真を送ってきました。

記録によると120年ぶりらしい。
120年に1度なのに2年続けてって変じゃない?
いえいえ。
竹藪って、もとは一つの株でも、
枯れたときに種から再生。
そうすると、たくさんの株の混生に。
株ごとに微妙に寿命が違うので、
10年ぐらい同じ場所(地域)で見ることができるという理屈らしい。

そこまで言うならと現地に。
見ての通りの車道沿い。駐車スペースはありません。
15分ほど離れた場所から歩きました。
P5020974.jpg
ありました!
P5020967.jpg
もっと群がって咲いているかと思ったら、ぽつぽつだ。
へ〜。
ではアップで。
P5021022.jpg
雄花が見える=咲き立て。
地味ですねぇ〜(笑)。
これは青い竹に咲いている。
見回すと、黒い竹がありました。
普通立ち枯れなら茶色になります。
それが黒って新鮮。
P5021046.jpg
おしべのないのは既に咲き終わり、種になっているということでしょう。
P5021006-1.jpg
新聞情報によると各務原でも咲いているらしい。
なかなか貴重な物を拝見しました。

コメント

こんばんは^^
これは珍しいものを見ましたね。
私は見たことがありませんが、花を見るとイネ科の植物だなぁと納得しました。
花が咲いたら枯れるてしまうと言いますが、
こうして世代更新を図っていくのが竹の選んだ戦略なのですね。
黒い竹は種類が違うのか、それともどういう加減なのでしょう・・・
黒光りしてなかなかの存在感です。

れもんさん。
黒い竹は、破竹が枯れた物のようでした。
(子細に見て頂くと枝に花が咲いてます)
枯れる要因で色の様子が変わってくるのかもしれませんが、
たくさん見ているわけではないのでよく分かりません。

竹の花は
興味のある人でないと見逃してしまう種の物ですね。
全国の竹開花情報を集めているweb siteもあるとのことで、
熱い方々がたくさんいらっしゃるようです。